2007年11月3日土曜日

何故

やさしくて、夏美は優しくて。
この星は優しすぎて、居心地がよすぎて・・・このままではいけないと思っても
何もする気になれなくて。
「・・・ふぬけたものだな。」
ひとりため息をつく。
よく考えるともう、長いこと地球(ポコペン)にいる。順応・・・というのか、なんというのか・・・。
それこそ、クルルが大嫌いなことなのだろう。
異星人どうしでの、恋愛感情など、ましてや、ここまで生態がちがうのに・・・成立するはずがない。
何度もソレは思った。だが、夏美を目の前にすると。
「モシモシ~?ギロロ~?」
「ッツ!ケロロ!?いつからそこにいた!?」
「いつから?たった今でありますよ。」
心のそこから、安心した。
ただ、今までの考えが空気中を漂っているような気がして、とても居心地が悪い。
「そうか・・・」
「ちょっと、前から思っていたんだけどさ。」
ケロロが世間話をするように切り出す。
「何をそんなに迷ってんの?」
「!!」
心でも読まれたのか!?
「心でも読んだと思っているでありますか?」
「ち、違うのか!?って、ああ?!なんで・・・」
「ギロロは単純だから大体わかるんでありますよ。」
「ああ・・・そうなのか・・・」
それでは、今までもこいつに見透かされてたりしたのか?
「そんなんだから、ギロロはへたれだとか受けだとかいわれるんでありますよ。」
「へ、へた・・・・」
「さらに言うなら、ツンツン→ロリコン→ツンデレ→デレツン→デレデレ→エロオヤジ。番外編で、へたれ。受け。襲われ受け。こまかくいうなら、ケロギロ、クルギロ、ドロギロ、ガルギロ、プルギロ・・・」
プスプスプス・・・
「な、なん、なん、なんなんだ・・・それは・・・」
よくわからないが、馬鹿にされているのかなんなのか・・・。というより、そんなことを思われているとは!
「すべての原因は、君のその迷いにあるのでありますよ。」
ケロロの目がなんだか据わっている。そのとおりなきがしてきた。
「よ~く、かんがえてみんしゃい。我輩たちが、地球を侵略したらどうなるのか。
そりゃ、もう昇進するし、英雄だしで万歳でありますよ。
でも、そうしたら、我輩たちは、また戦場送りであります。
そして、ガンプラもつくれなくなる!!これは大変な自体であるわけですよ、わかりますか、ギロロ君。」
なんだか、間違っている気もしてきた。やはり、ガンプラ目的か?
「また、戦場で殺しあう?さらさらごめんであります。」
「ケ、ケロロ!?」
今の言動は、本当にやばい。どうして、そんなことを口走る。本当に軍法会議ものだ。
そんな、簡単に口走ってはいけない―
「軽い思いで言っていると思うでありますか?」
おかしい。今日のケロロは、何かおかしい。
「大切な人を殺すことを強制されながら、言うことを聞くなんて、我輩にはできないであります。」
だとしたら、俺もおかしいのだろう。ケロロのことばが、心にしみこんでいく。
「だったら、この星はこのままでいいんでありますよ!あとは我輩たちが面白おかしくしてあげれば最高の土地・・・。」
「それ以上言うな!ケロロ!!」
それは、いってはいけない。この惑星を心待ちにして暮らしている人がケロン星にはたくさんいる。
ソレを裏切ることなど・・・・。
「なんで!?苦しむ必要なんて無いであります!我輩たちらしく生きればいいじゃん!」
「それは・・・」
「だから悩む必要なんて無いでありますよ。ギロロだって、ギロロらしくすればいいであります。
ほしいものがあったら奪い取ればいいんでありますよ。ごねてごねて・・・。」
だが・・・それは・・・・・・
「ギロロは、戦い続けたいんでありますか!?」
「・・・・・・!」
結局ソレなのか?自問する。
夏美・・・何故俺はあきらめようとする。そして、あきらめられない。何故だ?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中途半端に更新。
途中のギロロイジメは、オレのいけんです。
ハハッハ。そのうち続き書くと思います。

2007年10月21日日曜日

今井寿さん!!誕生日おめでとうございます!

今日はこれだけをいいます。
遠慮なんてしないでくださいね
生まれてきてくれてありがとうございます。
オレは心のそこから感謝しております。
誕生日おめでとうございます!今井さん!!

2007年10月8日月曜日

人間は老いるもの

「コンニチハ!!」
「だれに用?だれかのおとーさん?」
「それともせんせい?メナナ先生?」
「校長先生はいるか?」
騒ぐ子供に囲まれながら、やっと、その言葉を言うことができた。
「こーちょーせんせい!」
「こーちょーせんせいだ!!」
「こーちょ先生はね。あっちにいるよ。」
子供たちがいっせいに指をさす。
「わかった。ありがとう。はやくかえれよ。」
子供たちにやさしくいう。子供たちは手を振りながら、彼に別れの言葉を言った。
「バイバイ、お兄ちゃん!」
彼は、やさしくその手を振った。そして向き直る。
「ひさしぶりだな・・・・」
そして、子供たちが教えてくれたほうへ、歩いていった。

「懐かしいわね。ヴィラル。」
彼女は、そういってヴィラルを歓迎した。
「リーロンは相変わらずかしら?」
「なぜ、あいつのことをきく。」
ヴィラルが眉間のしわを少し寄せると、ヨーコ・・・マヨコ校長先生は面白そうに笑った。
「それで、なんのようなのかしら?」
そういってくすくすと笑うと、立ち上がり、お茶を用意し始めた。
「そんなに、長くはかからない。」
ヴィラルは、動くマヨコの動きを眺めながらそういった。
「シモンがこの前、目撃された。」
マヨコの動きが一瞬だけ止まり、すぐにまた再開される。
「・・・そう。」
「この20年一度も目撃されなかった。」
「わたしには、関係ないわよ。」
マヨコはヴィラルのほうを見て、少女のように笑った。
ヴィラルは目を細めて、彼女の顔を見た。
「いくと決めたら行くのがあいつの道よ。わたしたちがどうこうできるものじゃないわ。でも・・・元気なのね。・・・よかった。」
「そういうとは思っていたが・・・。」
「それよりヴィラルあなたのことを教えて。ちょっと見えにくいけれど、髪の毛切ったわね。昔より短いかしら?それに、若返ってるような気がするわ・・・艦長はどうなの?」
「ああ、まあ、楽しい仕事だな。」
「あぁ、よかった。ごめんなさい、最近どうも目が・・・狙撃手としてはもうだめね。」
ヨマコは、ヴィラルと自分のお茶を置いた。彼女はすぐにお茶に手をつけたが、ヴィラルは、まだ手をつけない。
「あなたはかわらないわね。」
マヨコはまぶしそうにヴィラルを見る。ヴィラルもまぶしそうに目を細めてヨマコの顔を見つめた。
昔よりだいぶ下がった目じりと頬に。顔に刻まれた皺。
教科書にのっている若かりしころのヨーコの面影は、ほぼ、消えていた。
「お前は結局誰とも結婚しなかったな。シモンも・・・」
「わたしは、学校の生徒が子供よ。」
「人間には伝えるための生殖機能があるのにどうして・・・」
「それ以上言うとセクハラよ。さすがにこの年だしはずかしいわ。伝えることは伝えたし、ヴィラル。あなたもいる。それに・・・わたしが生涯で一回、好きになった漢も、愛した男も。通り過ぎるだけ、とおりすぎてしまったもの。」
お茶から立ち上る湯気が消えていった。ヴィラルはやっとお茶に口をつける。
「あなたはまだ子供がほしいの?」
「・・・・・・・・」
「ふふっちょっと、野暮かしら・・・。」
「あれは、あまい夢だったんだ。」
「そう?」
ふたりでお茶に口をつけた。
「わたしは、だれをうらやんだりもしないわ。衰えていく自分も別に、嫌には思わない。いつまでもかわらないあなたも。」
「人間は老いるものだからな。」
「ええ。」
ヨマコは静かに笑う。
「・・・獣人はきえゆくだけなの。老いる人間はだからしぶとい。」
「そうだな。」
「後悔なんてしてないわよ。とても、とてもいい人生だった。これまでも、これからもね。」
「・・・そうか。」
「でも、ヴィラル。あなたにはつらいかもね・・・。」
「いや、大丈夫だ。もうそろそろ慣れてきた。」
「・・・人間は、老いるのが早いからこそたくさんのことを感じることができるのよ。きっと。」
「・・・・・・・・・」
「でも、だからといって、獣人には感じられないわけじゃないわ。」
二人はティーカップをおいた。
「わかった。オレもいそがしいんで・・・これで・・・・」
ヴィラルが立ち上がる。ヨマコも立ち上がり、彼のてを握り締めた。
「がんばってきなさいよ!」
ヴィラルは笑ってこたえた。
「おお!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
グレンラガンです・・・。
ヴィラルかわっていませんでしたね。
あれです。あのあと獣人たちはどうなるんでしょうか?
クローンでこどもつくるのかな?
そのうち、ヴィラルの夢の話もかきたいなあ。と、希望してます。

天使のリボルバーレビュー

感想、遅れました!!
すいません・・・
え~いつのまにか、オリコンで、週で5位。日で3位。渋谷タワレコで堂々の1位です!!
オレもずっと聴いていました。あ・・・、ライブにはいきませんよ。
全財産使い果たしましたから
実はしょっぱなから驚きました。
Mr.derkeness &Ms.moon light (スペルだいじょうぶかな?)
BUCK-TICKってこんな曲もやるんだ!!
音楽にまったく興味のないオレなので、よくわかりませんが。びっくりしました。
(あたまわるそな文)
お気に入りの曲。といっても、BUCK-TICKにハズレ曲なんて、なかなかありませんけど。

ランデブー
聴いた瞬間涙しました。
シングルには手を出さないので・・・オレ初聴なんですよ・・・
なんか・・・変わってくれたなあって。
ありがとうありがとう。
おれ、ロマネスクから好きになって、アルバム中心にドンドン買い集めて、
狂った太陽とか、DTDとか、シックスナインとかでものすごく泣いたんですよ。
なんで・・・こんな・・・・・・・・・って。
だけど、そのアトから、ドンドンいい方向にむかってくれて。
そしてこの曲。やっぱり、家族の存在ですか。この曲も子供に宛てたのかな?
ありがとうはオレもいいたいです。
幸せになってくれてありがとう。
生きていてくれてありがとう。
夢をくれてありがとう。
アリガトウをつたえてくれて、ありがとう。

CREAM SODE
またスペルまちがってそうな・・・(笑)
聞いた皆さん、びっくりしましたよね!?
ハジケ!あっちゃんハジケテル!?
いや、ハジケテルのか狂っているのか・・・。
しかも、さっきょくが・・・ヒデ!!
でも好きです!(^~^)
いや、なんか、一緒に口ずさんでます。いや熱唱してます。
「ねえねえ、君ってなんてチャーミング!」

RAIN
前曲とは、まったくちがいますw
一転、変わって静かな曲調。
自分もボロボロになりながらたくさんのモノを傷つけて。
それでも、人間にあるものを希望として歌い上げた曲。
そんなイメージです。「幻想の花」に近い感じですね。
しずかに、しずかに聞惚れる事ができます

ラヴィアンローズ
曲名あってますか・・・?
理由は特にないんです。ほかの曲に比べると。
でも理屈も無しに大好きになれるんですよ。
不思議ですよね?

snow white
これぞ、ヒデ!!
鳥肌が立ちます。たちまくりです!!
イメージとしては、何もない広がる雪原
壮大であり、無でもあるけど偉大。
ほんの少し聴いただけでも感じます。
ぜひぜひ、きいてもらいたい!!
クリームソーダーは一体・・・?

Alise in wonderunderland
これまた、曲名を間違っていそうな・・・(^ω^)ハハハ
ニコニコ動画で、シングルのカップリング曲である曲(曲名わすれた!タイトループ?)
聴きました。
すごいですね。ライブでは、「マシーン」をやっているとか。
聴きたいなあ。すきなんですよ。狂った太陽の曲は本当に全部。
これは、今井さんの世界観がみっしりですね。
一曲にかなり詰め込まれてる気がしますよ。
ライブはもりあがっているんだろうなあ・・・もりあがるってこの曲
ちなみにDVDのウサギはじめ、みたとき爆笑しました。ごめんなさい。

REBOLVER
まさか、これまでスペルちがったりしないよな・・・?
すごい!すごいすごい!すごい!最高!!
BUCK-TICKって、こういう曲を最後に持ってきますよね!!
最高!言葉で表すより聴け!!
いえ、聴いてください。ニコニコにもUPされているはずですから。
も~最高!


ほかの曲も好きですよ!モンタージュとかリリィとかも、でも・・・
オレのことばだと、本当に拙くて・・・でも言いたいのはコレだけです。
オレはBUCK-TICKが大好きだ!!

2007年9月22日土曜日

BUCK-TICK

「天使のリボルバー」発売してたんですね!
雑誌で見つけてから、ツタヤ直行して買ってきました!
感想は後ほど(^-^)
てえか、かんげき!!!(>▽<)
全財産はたいたっすよ!!
そして、・・・「音楽戦士!!」

2007年9月16日日曜日

きにいったオレンジを

給食でオレンジが出てきました。
少し、苦笑しながら食べました。
オレンジを10個ぐらい食べていた友達がオレンジの皮をつみかさねて
「オレンジピール」と一言。
その場で大笑いしました。もう、ひかれるひかれる。
友達よ、コードギアスを知らないくせになぜそんなことを言った!?

2007年9月9日日曜日

存在理由 (25話後妄想)

ああ、体がつぶれていく。

だが、ゼロだ。ゼロ。ゼロは死んでいるにちがいない。

それに、コードRの回復力もある



―――そんなに―――

誰でしょう?

―――そんなに、ゼロを殺したいのか―――

だれでしたか?

―――理由を覚えているか?―――

すべてはブリタニアのため。国のため。皇族のため。

―――あなたが、何者かわかるか?―――

コードRのヤマイを移動した実験適合生命体
あなたは・・・・あなたは・・・?

―――8年ぶりだから覚えてないかもしれないな―――

8年前でしたか?
「・・・・・・・マリアンヌ様!?」

頭から冷水をかけられたようだ。記憶が混乱しているような・・・

―――覚えていたか―――

今でも、その顔を思い出すことができる。
ルルーシュ様にナナリー様・・・・・・


―――ルルーシュとナナリーも覚えているのか―――

もっちこーす!!

―――ゼロは、ルルーシュだ―――

へ?
「ルルーシュ様?死んだはずでは?ゼロ?ルルーシュ様・・・ゼロ?」
え?え?あ?あ?え?

―――あなたは何のためにゼロをころそうとした?―――

ブリタニアの・・・ゼロがルルーシュ様?皇族?ゼロ?
あれ?わからなくなります?

―――なぜあなたはそんな格好をしている?―――

実験適合生命体ですから・・・いや?いや?

―――オレンジ―――

オ・・・

―――あなたは、まだ、生き続けるのか?―――

何かが、頭の中を駆け抜ける。言いたい。言いたい言葉がある。
「生き続けたいです!!生きて、汚名を晴らしたいです!!
そうだ、この・・・体があれば地位と名誉を・・・取り戻すことができる!」

―――あなたは、もう人じゃない。人間としての地位や名誉などない。―――

彼女の言葉が届きにくい。とても大切なマリアンヌ様の言葉。
頭もからだも痛い。だが・・・・・・・


―――あなたの名誉は―――

「私の名誉は、ジェレミア・ゴットバルトという名!!」
高らかに告げる。声に張りが戻る。目に光が戻る。

ジークフリートがゆっくり、ゆっくりと上昇していく。

―――ルルーシュは、まだ生きている。名に希望を持て―――

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
気分が落ち込むとオレンジで書きたくなります。
ジェレミア、まだ、生きてるよね!?
てえか、元に戻りますよね?

状況説明
・海底 (水圧でつぶれますよね?理科苦手です)
・ジークフリートの中には海水
・胎内みたいになってます(ジェレミア浮いている。)
・C.C.と同じになっているなら、マリアンヌとしゃべれる?
・ルルーシュ=ゼロを知る (くわしくはピクドラで)

マリアンヌのしゃべり方よくわからないので、CCと同じようにしました。
名に名誉を感じる人を尊敬します。
「私の名に懸けて。」
とか言う人、結構好きです。
だから、ジェレミアもそうであってほしいなあ・・・と。
だから、オレンジは大ダメージ。ジェレミア最初はかっこよかったのにな。
あっ、あと、アスカでジェレミアがシャーリに撃たれたって本当ですか!?
オレ、反攻のスザクしかみてないので・・・

血にまみれた犬

血塗れた生活。暴力に頼る生活。
それが、すべて。
だから―
何が悪い。
中学になってから、教師がうるさくなった。
だから、やめた。
親も何も言わないから―
あけくれた。
どうしようもないぐらいあけくれた。
「狂犬」
いつのまにか、そんな名前がつけられるほど。
狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え狂え
狂えばいい。
「吾代忍」
後ろから、呼びかけられたとき、その名前がだれのものだったかわからなかった。
「狂犬の吾代忍。」
やっとその名を理解し、振り向くと男がいた。
背の高い。スーツを着た男。頬にある傷から、ヤクザだろうか。
どうでもいい―
一気に間合いをつめ、拳をふりおろした。
男の、少し驚いたような、くぐもった声が聞こえる。
ざまぁみろ。
「拳はまあまあ。」
だが、男は、そういって笑った。
何だ?こいつ。
男の足が、跳ね上がる。避けようとしたが、間に合わない。
その足は高く、肩を強打した。
一瞬、体が浮かび上がる。体が後方に傾く。
痛い。
服に入れていたナイフを手に取った。しかし、コンクリの上に倒れることは逃れられなかった。
全身を打つ痛み。
「お~い、だいじょうぶか?」
男がすぐ目の前に立ち、そしてしゃがんだ。笑っている
ナイフを握った手を強くする。
そして、男へ―
「物騒だな。」
ナイフの刃は、吾代の、喉元にむいていた。
ナイフをつかんでいたはずの手は空。
ナイフは男の手にあった。
喉元に突きつけられたナイフ。喉が鳴った。
「おかげで用件を言ってねえ。」
男が話し始める。
「なあ、俺の会社で働かないか。」
しかし、ナイフだけを見つめる。
「最近任されたんだが、暴力担当のいい奴が見つからない。どうだ?」
負けた。負けた。ソレだけが頭の中を回って。
「おい、きいてんのか。」
ナイフが、喉の皮膚を、少し切った。
「テメーがやればいいじゃねーか。」
やっと、しゃべる。
「俺は社長なんでね。」
いやみをこめて言う。傷口から血が出ているのが、なぜか、感覚でわかった。
「てーか、働かないなら、ココで殺す。」
「アァ!?」
確かに、この状況。殺されるかもしれない。
―だが、負けたから、殺されたほうが―
「よし、決定。多少は馬鹿だが、使えそうだ。」
思考をさえぎるように、男が言った。
「テメーは、サオトメ金融の、社員。決定。」
男は、そういって楽しそうに笑った。
何だこいつ???
いつのまにか、さっきまでの思考が吹っ飛んだ。
「おい・・・・」
「俺は、サオトメ金融社長の早乙女國春だ。」
断らせる気はないらしい。
だが、なんだか、面白そうだ。・・・・!!
「いってええ!」
ナイフが、クビからずれ、肩の近くを切った。
「ああ、悪いな。」
男―早乙女國春は、笑いながら謝罪をした。そして
「あ?」
一瞬唖然とした。
早乙女は、吾代の、肩と、クビの血を、長い舌で。なめとった。
ほんの、一瞬の出来事。
「さあ、いくぞ。」
そういうと早乙女は立ち上がった。立ちくらみでもしたのか、すこし、顔を抑える。
体が、まだ痛い。
血をなめとられたところは、風に触れて、少し、すずしい。
吾代も立ち上がって、ゆっくりと、早乙女の後を追った。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あれ?
最後がなんか、さわやか?
アニメたのしみだなあ。
社長!

2007年9月8日土曜日

コードギアス24&25

なんか、すぐ消えそう。












ブリタニアと日本どちらが勝つのだろう?
どっちでも、かなしいっすよね・・・。

弾丸の先に (25話後予想)

向かい合う二人。構えた銃。引かれる引き金――
あっけないほどに軽い音が響いた。
「ゼロ・・・ルルーシュ・・・ゼロ・・・・」
弾丸が捕らえたのは、ルルーシュでも、スザクでもない。
カレン
「ゼロ・・・」
彼女はゆっくりと崩れ落ちる。ルルーシュは銃口を下げた。
「おねがいです・・・『合衆国日本』を、日本人を・・・お母さんを、み、すてないで。」
彼女の瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
ルルーシュは意外なほど静かにカレンを見つめている。
「    」
彼が小さな声で、つぶやいた言葉。服に染み渡る血。
カレンは微笑んだ。
「ワタシ、ガンバッタヨ。」
カレンは、倒れた。
「ルルーシュ!!」
スザクはいまだに銃を構え、銃口を仇に向けている。引き金を引こうとする指は震えていた。
「ククッ」
ルルーシュは笑った。
「まだ、銃を向けるのか。この女も馬鹿だ。ただの駒にしかすぎないのにな。」
スザクの顔が憎しみにゆがみ、そして、驚きにゆるんだ。
「ククッ」
ルルーシュは泣いていた。
「・・・ルルーシュ・・・」
「お前は生きろ。俺は、魔王になる。」
ルルーシュは、背後を見せた。そのまま、奥へと向かう。
「あ・・・う・・・る、ルルーシュ」
引き金が、引けない。だが―
いとしいあの人の笑顔が浮かぶ。引かなければならない。
ユフィは復讐を望まないだろう。だが、復讐は・・・生きている者のためにある!!許せない!!
銃弾は、ルルーシュの肩を打ち抜いた。
扉が開いた。ルルーシュは、その奥に消えた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こんな感じだと思いました。(作文?)
アニメイトになんか、イラストシートっぽいのがうってたんですよ。sweetってのが。
オレンジが・・・・ヴィレッタが・・・カワイイ!!
ところで、なぜクロヴィス?
BOXで買おうか迷ったんですが、
金がないのと、BOXの絵をレジの人に見せるのが嫌で買えませんでした。
次、いくときは買ってしまうかも。一枚だけ、買ったのですが、騎士スザクでした。
スザク・・・あまり好きじゃ・・
オレの、コードギアス予想はこんなかんじです。
続編、楽しみすぎです!

2007年9月1日土曜日

夢の世界にいってみれば (ギャグ)

「もういいかげんサジなげちゃていいですか。」
大きくため息をつく。いや、つきたかった。
「なげるな。」
冷たい一言
「ああ・・・ヴィレッタ卿。でも、すこしつらいです・・・」
おそるおそるソレを見る。
WHY縛るですか!?解放してございますよ!!」
何重に何重にしばられても暴れ続け、文法のおかしい日本語をわめき続けるソレ。
知る人は知る、オレン・・・・いえ、純血派の代表ともいえたジェレミア卿ゴットバルト様。
その、彼が墜落していったさまを憶えている方は多いでしょう。
「ここまで暴れられると、ちょっと・・・やりにくいのですが」
「このロープ、縄、罠はなすですよ!」
「それだったらすこしは・・・」
「どんどん無駄!!」
「何を言っているんですか!?」
これまでのことを考えると、『問答無用』だろうか。
「・・・ジェレミアさまが、民間人の家も壊すなんて、それどころか軍基地まで・・・」
OH!!それは、罪ですね!!」
「おかげでバトレーさまも・・・」
カーテンをあけ、外を見る。マスコミがあつまっている。
そこには、申し訳なさそうな顔をしたバトレー将軍。本当に、悲哀の念がこもってます。
「月月火水木金金!!!!!!!!!!!!!!!!」
「本当に黙ってください!!おとなしく!!」
「さっき、『あなたは嫌い』といったらおとなしくなったぞ。」
ヴィレッタさま・・・鬼。・・・いいたいけど、いうわけにいかないんだろうな・・・。
「おとなしくおとなしく。多分、この、ヘルメットでなおるらしいですから。あの方がいったことですし。」
「さんざん、失敗してるがな。」
「いわないでください」
でも、なおるのか?いや、直さないほうが役に立つのは確か・・・。
それに、こっちのほうが・・・かっこいいよね?いえ、いえ、昔から美形でしたよ?
ヘタレなところが、より人気という・・・
ドゥラララララララララララララrrrrrrrrrあ!!!
また、なんか叫んでいる。やっぱ、昔のほうがいいかな?
「ほら、かぶせますよ。おとなしく」
「無駄無駄無駄ぁ!!!無茶無茶飲茶ですねえ!!」
「黙れオレンジ!!」
オ・・・・
あ・・・・いってしまった。・・・・だって、いいたかったんだもん!!あ・・・
「おおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
ブチブチブチブチと縄が破ける。
「それでは、がんばりなさい。」
ああっ、ヴィレッタ様ぁ。立ち去らないでください
「ちょ、ちょ・・・」
「オオオオオオオオオオオオオオオ」
もう、もう、嫌だ!!!
ヘルメットを、暴れるオレンジに必死にかぶせようとする自分が、ただただ哀しくて
心の中でなきました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
えっと、これ、何を隠そう。昨日の夢です。
おかげで一日頭が痛くて。なんで、こんな夢?
ゼロとの決着はどうなったの?と・・・・
オレンジは、好きですよ。本当に。
今も昔も溺愛です。
コレを書くのも、オレンジをみながらでした。かっこいいじゃん

2007年8月25日土曜日

BL GA☆足りない

いきなりなんだろ。ああ、俺は腐です。
BL不足・・・・。
何でデモ妄想できるオレですが・・・ああ。
なんか、もう、神話で考えようかなあ。
んと、

ギリシャ神話 バリバリOK
(ローマ)

日本神話   黙認 特になし
北欧神話   侮辱。(なんか、樽にいれられて崖から落とされるとか)
メソポタミア OK
ケルト神話  文献すくねえからわかんねえよっ!
エジプト神話 侮辱。(でもセト×ホルスはすき)
インド神話  よくわかりません。多分ないはず。

北欧神話はBL考えやすいんですけど、許せないんですよ!!
魔ロキとか大嫌いだ!!マジ嫌い。。。

日本神話、公認といっても誰で?(オオクニ×スクナヒコ  身長差カプ(笑))
それとも、スサノオ×月読とか。日本系でやるなら時代物で、陰間とかのほうがよさそうです。

メソポタミアは、もっちろん「ギル×エンキドゥ」または「エンキ×ギルガメシュ」ですよv

ケルト、クフーリンぐらいしか知りませんよ。あと輪廻のはなしとか。神と巨人の戦いとカしか。

エジプト、これ、やりたいんですけど・・ギャグで!!

ギリシャ神話 苦手なんだよな。。。こういうの・・・

そのうち更新してみましょうか?
だれか、神話系で同人誌とか出さないかな?

2007年8月5日日曜日

月のように静かに

月の満ち欠けを数える。いつものように。
海は、夜だけはとても静かだ。
弟も、須佐之男も、夜だけはよく眠る。
私に話しかける人はそんなにいない。暗い静かな夜。
月は姉上の光をただ跳ね返すだけ。
何もかも積極的じゃない。
帰りたい、でも、あの、明るい姉上に見せる顔がない。
姉上の明るい笑顔を、高貴な顔を見るのがすきだった。
だから、あんな、汚いものなど見せたくなかった!!
なのに、なぜ、姉上は、私を軽蔑した?
保食神の排泄物や吐瀉物が、食べ物になっていく様・・・吐き気がする。
でも、何より私が、保食神の神を殺したときの姉上の顔・・・。
私がその顔にどれほど落胆したことか。
姉上の明るすぎる光がどんなに嫌になったことか。
夜、死の世界。私はここに逃げ込みました。
ここはとても静かです。姉上の見えないものが見えます。
暗い夜、瞬く星、姉上の光を跳ね返すだけの月。哀しそうにほえる狼。
朝、姉上に会うために眠る動物たち。須佐之男が静かに流す涙。
私は泣きます。姉上は、朝、私の流した涙をみつけるかもしれません。
きっと、それは草花に静かについているでしょう。
姉上、ごめんなさい。あなたにあいたいです。
姉上、笑ってください。お願いします。

~~~~~~~~~~
「私」とは、月読命のことです。
まったく目立たない、月読命ですが、オレは彼がすきです

2007年7月28日土曜日

模様替え

「・・・あ、れ・・・」
入った瞬間、見たことがない光景に目を疑う。
「どうした、奴隷二号。『謎』がみつかったならさっさと報告しろ」
そんなことより、この状況を聞きたかったが・・・
「みつかったのか?」
心にもない純真スマイル・・・殺されるぞ、マジ。
今回はデータ化したものをこの、助手に渡す。探偵は・・・
「はぐはぐっ・・・」
季節モノらしく冷やし中華を食っている・・・かぞえたとこ12枚目。
「ふむ。。。」
考え込むようにパソコンに向かう。
「なあ、」
さらに積みあがった皿で顔がもう見えなくなりそうな探偵に言う。
「ここの家具とかどーした?」
「はぐはぐはぐ!」
「わかんねーよ!!」
ほとんど飲み込むように麺を貪り食って、やっとこっちをまともに見た。
「吾代さん、何?」
「だから、ここにあった家具とかは?かわってんじゃねーか。」
まあ、前よりはセンスよくなったか・・・?
「えっと、この前のHAL騒動のときに事務所ぼろぼろになったでしょ。はぐっ!」
ずるずるずる・・・
「それで、家具を新しく・・・もらったの。」
異様に言葉を濁す。
「てーことは、前の家具はすてたのか?」
「うん」
そういって、また、冷やし中華に向かう。
「まあ、センス悪すぎたしな。社長。」
―それでもなぜだ?少し、さびしく感じんのは?―
ヒュッ
「ドアッ!?!」
「ない。」
データCDがクビに飛んできたのを頭を下げてよけた。CDが壁に食い込む。
不満げな声を出したのは探偵の助手だ。
「『謎』がないものばかりだ。やり直せ。期日は明日の朝。」
「無理だ!!」
なにかんがえてんだよ・・俺。
「無理?それは、我輩の頼みが聞けないということか?」

それでも、なんかさびしいな・・・

===================
小説です。思いつきで書きました。
いま、吾代さんはなにをしているのでしょうか?